(旧『仮設住宅の日々』)東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県名取市。復興までの軌跡を被災した架空の一家『福幸(ふっこう)』さんちの生活とともに綴ります。
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    こんにちは進です

    9月3日(土)に増田西公民館で開かれた「ぼうさい学校」に行ってきました。

    主催は防災教育の市民団体「ゆりあげかもめ」さん。

    01 ゆりあげかもめ防災
                              (会長の佐竹悦子さんからのあいさつ)

    2014年に閖上地区の住民さんを中心に震災の記憶を語る集いとして
    活動を始め、現在は命の尊さと防災教育の必要性を広めるために、
    震災の語り部活動をはじめ防災セミナーや体験型の防災イベントなど、
    幅広く活動されています。

    02 ゆりあげかもめ防災
                                  (「ゆりあげかもめ」パンフレット)


    今回は空き缶やティッシュ、アルミホイルなど、どの家庭にも常備されている
    素材を使って、ガスや電気が止まってもご飯が炊けるよう訓練をします。


    03 ゆりあげかもめ防災

    まずは灯心たてづくり。

    2枚重ねて1枚になっているティッシュペーパーをはがし、
    1枚をきつく棒状に丸め、灯心を作ります。

    20160908001.jpg


    小さなお子さんも頑張ります…


    次に、25㎝幅のアルミホイルを17㎝カットし、それを約2㎝の幅になるよう
    3回畳み、山折りにした折り目に穴をあけ、先を斜めにカットした灯心を6本、
    絶妙な出具合で差し込みます。

    05 ゆりあげかもめ防災

    この絶妙な出具合が肝心

    短すぎると火が点かず、長すぎると〝すす″がたくさん出てなべ底が真っ黒に
    なるとのこと

    マッチの芯程度、先を出すのがコツです

    灯心をアルミホイルに取り付けたら、灯心たては完成です。




    詳細について知りたい方は、このブログの最後に説明書の写真を
    載せますので、そちらをご覧くださいね



    次は、空き缶を使ってコンロづくり

    350mlのアルミ缶を使い、飲み口側を7㎝、缶の底側を3㎝の高さになるよう
    ハサミでカットします


    20160908002.jpg


    そして、先ほど作った灯心たてを三角形にし、3㎝にカットした缶にセット。
    灯心の先にかかるように、サラダ油を注ぎます。

    同じものを3つ作り、並べたら。。。

    07 ゆりあげかもめ防災


    周りに7㎝にカットした缶を3つ、下の写真のように並べ、コンロは完成

    08 ゆりあげかもめ防災




    お次は、鍋にお米と水を入れます。

    このときにも、空き缶を5センチの高さにカットしたものを計量カップとして
    使用します。

    3人分なら、お米3杯に水を4杯。。。

    少し水の量が多めですが、これには理由があります。

    災害時を想定して、できるだけ水の使用は控え、お米は洗わずに使う。
    洗っていないお米はよく水を吸うので、少し大めの水で炊く、といった理由です。


    コンロに点火し、お米と水が入った鍋を乗せたら、アルミホイルのキラキラ
    している方を内側にして鍋を包み込みます。

    09 ゆりあげかもめ防災


    鍋をアルミホイルで包み込むのは、風除けと、熱の周りを良くするという
    2つの効果があります。

    アルミホイルのキラキラしている方を内側にするのは、反射熱を利用するため。


    素材や作り方はシンプルですが、何と理にかなっていることでしょうか


    あとはひたすら待つのみ…


    30分待ちます…


    多少焦げても、そこは鍋で炊く醍醐味であるおこげができるだけ。

    ご安心を


    待ち時間は、先日の台風10号の被害から、防災や減災について考える講和を聞きました。

    010 ゆりあげかもめ防災

    印象的だったのは、災害時には行政からの情報を待たずに、気象情報等から
    自身で避難行動開始の判断をすることが重要だということ。

    また、建物が浸水したら、屋外に出て移動するのではなく、屋内でできるだけ
    高いところに移動することが重要だということも勉強になりました。



    講話が終わったころ…





    ジャジャン

    11 ゆりあげかもめ防災


    とっても上手に炊けました



    とっても上手に炊けて…



    とってもおいしく…



    食べるのに夢中になって…







    以降写真を撮るのを忘れたのは…


    秘密です






    今回のぼうさい学校で学んだこと…


    災害はいつ起こるか分からない。


    しかし起きてしまったらそのときに身の周りにあるもので生き抜かなければならない。


    非常食や災害時の持ち出し品をまとめておくことはもちろん大切ですが、
    今回学んだ空き缶でご飯を炊くという知識もいざというときの財産となります。

    ただ、その知識もいざというときに使える知識でなければ意味がありません。


    空き缶でご飯を炊くという知識が必要とされるような状況下。。。


    必ずしもこのブログを見ることができるとは限りません。




    空き缶でご飯。


    とっても簡単に、そして楽しくできますので、みなさんもぜひご家族で一度
    試してみてくださいね





    12 ゆりあげかもめ防災


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    [2016/09/08 13:53] | 防災・減災
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