(旧『仮設住宅の日々』)東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県名取市。復興までの軌跡を被災した架空の一家『福幸(ふっこう)』さんちの生活とともに綴ります。
    こんにちは進です

    8月1日(月)に夏休み親子イベントの「閖上の海岸自然観察会」に行ってきました。

    このイベントは、閖上の絆実行委員会事務局(閖上公民館内)が
    NPO法人「名取ハマボウフウの会」さんの協力を得て、

    閖上港から南に1kmほど下った海岸にある、ハマボウフウ保護区の
    観察を通して地域のつながりを深めることを目的として開催されました。

    01 ハマボウフウ

    まず最初に、名取ハマボウフウの会の会長さんから、ハマボウフウについて
    の説明をいただきました。

    ハマボウフウとは、海岸の砂地に群生するセリ科の多年草で、根には風邪を防ぐ
    働きがあることから、その名〝浜防風″がついたと言われています。

    かつては名取の海岸にもハマボウフウは多く見られたそうですが、乱獲や
    護岸工事などによりその数は減少し、一時絶滅の恐れもあったことから、
    「海岸のお花畑」を作るべく、名取ハマボウフウの会が設立されたそうです。

    名取ハマボウフウの会さんは閖上海岸にハマボウフウ保護区を設け、約10年
    の年月を経て「海岸のお花畑」は完成に近づいていたものの、平成23年3月の
    津波により、ハマボウフウ保護区は壊滅的な被害を受けてしまいました。

    完全に絶滅したかと思われたハマボウフウでしたが、津波にも負けずに
    生き残ったわずかな株が見つかったため、「海岸のお花畑」再生事業を
    進めることとしたそうです。



    説明を聞いた後は、早速ハマボウフウ保護区へと向かいます。

    02 ハマボウフウ

    8月1日ということもあり、大変暑い日ではありましたが、澄み渡る青空と
    ほほをなでる潮風がとても気持ち良く、自然と足取りも軽くなります。


    …と、ハマボウフウ保護区へ向かう途中





    …おや


    見つけましたハマボウフウです

    012.jpg

    残念ながら花は咲いていませんが、小さな白い花をたくさん咲かせるそうですよ。

    ハマボウフウ保護区から風に乗って種が飛ばされたのか、ところどころに
    ハマボウフウが自生していました。

    そしてしばらく歩くと…

    到着しました!ハマボウフウ保護区です。


    03 ハマボウフウ

    今はまだまばらな状態ですが、年月をかけて次こそ「海岸のお花畑」が
    完成してほしいものです。

    しばらくハマボウフウを観察した後は、ハマボウフウ保護区内に設置されている
    「幸せの黄色いハンカチ」に、イベント参加者も復興への願いを記し、1人1枚の
    ハンカチを追加します。

    04 ハマボウフウ

    05 ハマボウフウ

    メッセージが書けたら…

    06 ハマボウフウ

    ハンカチを1枚1枚ロープに結び付けます。
    風で飛ばされないようしっかりと…

    08 ハマボウフウ

    ハンカチの取り付けが終わったら、みんなで息を合わせてロープを引っ張ります。

    09 ハマボウフウ

    津波にも負けず生き残ったハマボウフウの真ん中で、「幸せの黄色いハンカチ」は
    復興への願いを乗せて、今日も風に吹かれ続けます。

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    [2016/09/05 14:11] | イベント
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