(旧『仮設住宅の日々』)東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県名取市。復興までの軌跡を被災した架空の一家『福幸(ふっこう)』さんちの生活とともに綴ります。
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    こんにちは進です

    5月下旬から6月初旬にかけて、閖上地区と高柳地区に新たに
    復興公営住宅が完成しましたので、取材してきました。


    ①閖上2-1期・2-2期地区戸建復興公営住宅完成見学会(5月23日)

    01 閖上2期完成見学会

    閖上五差路の交差点から日和山に向かう途中、土地のかさ上げをした
    エリアを走る道路の右手側に、47戸の戸建復興公営住宅が建設され、
    完成見学会が開催されました。


    02 閖上2期完成見学会




    ②閖上2-1期・2-2期地区戸建復興公営住宅鍵引渡式(5月29日)

    03 閖上2期鍵引渡

    29日には文化会館において鍵引渡式が執り行われ、

    04 閖上2期鍵引渡

    入居者代表の方が鍵のモチーフを受け取り、当日から入居が開始されました。





    ③高柳地区集合復興公営住宅鍵引渡し式(6月1日)

    05 高柳鍵引渡

    高柳地区にいおいても、集合復興公営住宅50戸が完成し、
    5月27日の完成見学会を経て、6月1日に鍵引渡し式が集合復興
    公営住宅の敷地内において執り行われました。

    06 高柳鍵引渡

    当日はあいにくの雨でしたが、入居者の多くが出席し、入居者代表の方が
    鍵のモチーフを受け取るのを見守りました。

    代表の方からは、

    「新しく始まる生活に不安もあるが、高柳町内会から、集合復興公営住宅の
    住民も迎え入れてくれるとお話があったので、ともに協力していきたい」

    とあいさつがありました。



    鍵引渡し式の後、地域交流植栽会「花いっぱいになぁれ」が開催され、
    入居者は高柳町内会から受け取った地元の土に花を植えました。

    07 高柳鍵引渡

    このとき植えられた花は株分けが可能で、今後入居者の手により、
    少しずつ増やしていくことができる
    品種とのことです

    いつか住宅が花に囲まれる日がくることを願っております




    ところで…

    この高柳地区集合復興公営住宅には様々な工夫が凝らされているとのこと。

    ・近隣住宅への日照を遮らず、かつ入居者が蔵王の山を見渡せる角度で
     建設されたこと

    ・1階には入居者の交流スペースとして談話コーナーが設けられたこと

    ・入居者が散歩できるよう、外周300メートルの「コミュニティリング」が
     設けられたこと

    ・バリアフリーとなっていること

    ・敷地内に遊具が設置されたこと

                               などなど…

    08 高柳鍵引渡


    また、災害時への備えとして、マンホールはついたての設置によりトイレとして
    使用できるほか、


    一見すると何のへんてつもないこちらのベンチにも、ある工夫が凝らされているんです。

    ブログをご覧のみなさまはお分かりになりますか

    09 高柳鍵引渡








    なんとこのベンチ…





    その名も…





    「かまどベンチ」


    10 高柳鍵引渡


    下から覗くと、ベンチの裏側は“ゴトク”のようになっており、レンガ造りの
    ベンチ土台部分で火をたき、調理ができるようになっているそうです


    市の担当者は、

    「こうした設備は使わないにこしたことはないものではあるが、
     いざというときにはしっかり使いこなせるよう、防災訓練などで
     実際に使用することが大切。豚汁などを入居者の方々で作って、
     訓練と同時にコミュニティ形成にも役立ててもらえるとうれしい」

    と語りました。





    7月中旬には閖上地区に140戸の集合住宅が完成予定です。

    また、そちらの様子も取材したいと思います。


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    [2017/06/06 15:11] | 復興公営住宅
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